河合隼雄さん、ありがとう
今朝、新聞を見て、びっくりしました。・・・河合隼雄さんが亡くなったと、報じられていたからです。
憂が、最悪に落ち込んだ時期を通り過ぎて、生きる楽しみが見つけられたらいいなと思い始めた頃、テレビに出ている河合隼雄さんを偶然拝見しました。
「うつ病はクリエイティブ・イルネス(創造的病)だ」
もちろん、この言葉だけじゃなくて、その番組の中で、いろいろなお話を聞いて、「うん、そう、そうなの。憂もそう思ってたんだ。それが苦しかったんだ」って、感じて、そこから自分がどっちの方向に歩いていったらいいのか、細いけど、一本の道が見えたわけです。
あの時あのタイミングでクリエイティブ・イルネスのお話を聞けなかったら、こうして文章を書いてる憂も、いろんな物作りをしている憂も・・・存在しなかったかも知れない。本当にそれ位大きな大きな宝物を憂はもらいました。
亡くなられたことは、とても残念です。でも、今河合隼雄さんがこうおっしゃってた事も思い出します。
(カウンセリングの中で)「うつで落ち込んでる人と一緒に沈むけど、私は絶対に希望を失わない」
「辛いね、苦しいね」と共感しながらも、河合隼雄さんは『希望』という命綱をもっているから、一緒に沈んだうつ病の患者さんが上に上がろうという時、患者さんのエネルギーを倍増させてくれるんだろうな、と思いました。
それに、河合隼雄さんのいう『希望』はただの楽観的な、なんとなくーな『希望』じゃなくて、すごくしっかりした、力強い『希望』だなって。それが、沈んでる側にも伝わってくるんですよ。テレビごしなのに。
だから、今悲しいけれど、「河合隼雄さんが一緒に沈んでくれている」って思うと光が射してきます。
もう、河合隼雄さんの生声は聞けないけれど、憂の心の中には、しっかりと残っています。これからも、きっと忘れない。それから、できれば河合隼雄さんのように、周りにいる人たちに接していけたらいいな、と思うのでした。
こころより、ご冥福をお祈り申し上げます。
憂を見つけてくれて、ありがとう。
※ クリエイティブ・イルネスの詳しいことは、『カテゴリー』から検索してみてください。
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